地域開発

Development

Photo: Edgard Hörz
Author: Carla C. Degen
Keyword: development

40年間にわたる共産主義のあと、チェコ共和国は1989年に民主主義の国となりました。その後自由経済への転換は比較的スムースで、特にプラハではその傾向が強く見られました。

確かにチェコは、共産主義から自由経済に転換した中東欧諸国の中では一番繁栄、安定している国の一つですが、汚職率がOECD国家の中で最高という問題も抱えています。

以前は工業国として知られたチェコ共和国ですが、今ではサービス部門でも大きな発展を見せています。共産主義の間は、重工業に重点が置かれ、国の需要の80%をまかなっていました。ところが現在では、生産関係(金属、機械、醸造、テキスタイル、自動車)で働く人はプラハ人口の約9%に過ぎず、プラハの収入源の約60%は観光業から来ています。

国全体の失業率は平均9%ですが、プラハは約3%を保ち、また、チェコのGDPはヨーロッパ平均を多少下回っていますが、プラハ自体はヨーロッパ平均を上回っています。過去においてチェコは他のヨーロッパ他の都市と比較して、経済的に遅れをとっていましたが、最近では特にプラハは、少なくとも観光業においてかなり豊かになってきています。チェコ共和国が2004年にヨーロッパ連合に加盟して以来、資本主義が更に安定化し、チェコ政府の国内及び国外負債額は比較的小さくなっています。ユーロの導入は2010年に計画されていましたが、今のところ延期されています。

モルダウ川に沿ったプラハは、チェコ共和国最大の都市で、国全体の面積は7万8千866平方キロメートルですが、そのうち496平方キロメートルを占めています。首都プラハは10個の地区に分かれており、そこにはチェコの人口の10分の1以上が居住しています。歴史地区に住んでいる人は極くわずかですが、ここがプラハの活動の中心であることは明らかです。中心街での過密を防ぐため、政府は開発計画のいくつかを都市周辺部に移しました。

例えば、河川都市計画がその一つです。モルダウ川沿いには新興地域が発展していて、そこには、事務所、商店、ホテル、レストランなどがあり、外国人にも人気のある流行の先端をいく地域となっています。

プラハは共産主義の名残を払い落とそうとしています。みすぼらしかった交通機関は改善され、公共の交通機関がどんどん発展しています。


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